幻の瀧蔵開き盛大に開催いたしました

先月25日に開催いたしました弊社イベントにおきまして「幻の瀧蔵開き」に多くの方にお越しくださりどうもありがとうございました。当日は快晴でむしろ汗ばむ程で、お客様にはご迷惑をお掛けいたしましたが、楽しくお買い物や試飲等をして頂けたのではないかと思っております。
また来年も4月の最終土曜日に開催したいと思っておりますので、今後ともご指導・ご愛顧の程宜しくお願い申し上げます。

酒蔵ツアーがありました

先週末ですが、富山の地酒ファン倶楽部主催の酒蔵バスツアーがありました。参加人数はおよそ40名近く。
このツアー、通常の蔵見学だけではなく、何と落語鑑賞付きの蔵見学でありました。
まず最初にサラサラと蔵見学をし、その後仕込蔵2階にて落語鑑賞。落語家の三遊亭良楽師匠をお招きし、酒の小噺と落語をして頂きました。

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※良楽師匠の落語。皆爆笑!
さすがは落語家、しっかりと笑いを取っておいででしたね~。(若干暑さも感じられる蔵内で師匠汗を拭き拭き演じて頂きました。どうもありがとうございます)

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※仕込蔵に入る際は必ず着帽して頂いているので、今回も。しかしうしろから見てみるとかなり異様。
その後は待ちに待ったバーベキュー。蔵内で名水が湧出する場所でテントを張り、日本酒はもちろん名水ポークや野菜等を堪能。

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※当日の気温は35度近くあったのだが、BBQの炭火の遠赤外線作用でテント内は完全にサウナ風呂状態。まだ外で直射日光を浴び続けていた方が涼しいと感じた程。
途中で名水流しそうめんを行いましたが、これはやはり水がふんだんに湧出している当蔵ならではでないでしょうか。。。。
10時頃に来社した宴も15時頃にはお開きとなりました。皆さん片付けにご協力(もちろんテントも参加の男性に作って頂きました)していただき、本当に感謝申し上げます。
次回行う際も是非楽しいものにしていきましょう~!

新潟県の小千谷杜氏組合の方々が蔵見学に来られました。

昨日の話。午前中に、新潟県の小千谷杜氏組合の方々が蔵見学にお越し下さいました。
来社の酒蔵名簿を見てびっくり。
新潟銘醸(長者盛)、お福酒造(お福政宗)、八海醸造(八海山)、青木酒造(鶴齢)、緑川酒造(緑川)、玉川酒造(越後ゆきくら)、松乃井酒造(松乃井)、朝日酒造(朝日山)、銀盤酒造(銀盤)、高の井酒造(越の初梅)、高井(巌)、白瀧酒造(白瀧)、吉乃川酒造(吉乃川)といった銘醸蔵の杜氏の方々(敬称略、名簿順)。
どうみても「やばい、この方々相手に何も説明することが無いぞ」状態!

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※そうそうたる方々の中に入って記念撮影を敢行!皆さんとても仲が良く、結束力を感じました。
全てオープンにぶっちゃけ話しもご披露しましたが、一番興味を引いたのはやはり地元生地の「水」でした。
ドドドと湧き出る(ポンプアップしていない)日本の名水に皆さん関心を持って頂き、私の方としてもこんなにホッとした蔵の案内はなかなかありません。
有名どころの酒蔵の杜氏さんが当蔵のようなレトロで小さなところにお越しくださり、どうもありがとうございました~。
また、事務局のJAおぢやの込田課長、どうもありがとうございました。

【幻の瀧 蔵開き 4月6日へ変更のお知らせ】

【蔵開き開催日変更のお知らせ】
先日ご連絡させていただきました、当蔵の蔵開きですが3月20日から4月6日(土)に変更させていただくことになりました。
もろみの発酵が今シーズンはちょっと遅れ気味となっておりまして、当初は「大丈夫」3月20日までにはお米の蒸しも終わっているはずだったのですが、それがだんだんずれて来てしまっています。

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※仕込蔵の中の「もろみ」の前段階のミニもろみである「酒母(しゅぼ)」。
オリジナル金沢酵母を使用しているが、発酵がちょっと緩慢とのこと。香りは華やかでシャープ、とてもいいんだけどな~~。

遅れの理由としては
猛暑の影響でコメが結構硬かった
→コメが硬いので、蒸し上げる際にあまり水を吸わなかった
→蒸し米が固いので、もろみの中でも蒸し米が固形のまま残ることが多い(=溶解しなかった)
→もろみの中の蒸し米があまり溶けない、つまりコメのデンプンがブドウ糖等に変化しにくい(=糖化しにくい)ので、ブドウ糖を食べてアルコール発酵する酵母の活動が弱まる、遅くなる。
そういう理由が考えられますが、またこの冬1月2月は例年よりも寒さが厳しく、それで仕込み蔵の室温も下がり発酵タンク内のもろみの温度も下がり、発酵が遅くなってしまったということも加わっていると思われます。
 蔵人たちはやきもきしていますが、生き物相手なのでこればかりは人間の思い通りにはなかなかいきません。酵母が発酵しやすい環境を作ってやり、すこしでも前進していってもらいたいと思っています。
ということですので、何卒ご了解の程、よろしくお願いいたします。
【幻の瀧 蔵開き】
日時:2013年4月6日(土)、10:00~15:00
場所:皇国晴酒造㈱蔵内 (富山県黒部市生地296)
内容:新酒試飲、限定酒販売、酒粕詰め放題、蔵見学、その他等
備考:入場無料、雨天決行

本年もよろしくお願いいたします

お久しぶりです。
本年もよろしくお願いいたします。
ということで、久しぶりのブログとなりました。
2日前の話。
香港から酒類商社のエリックさんと東京の商社の方が北陸めぐりをされているとのことで、当蔵にも立ち寄りしていただきました。
この日はいつになくいい天気でして、普段の鉛色の北陸とは思えないほど空は青く山の稜線もくっきりと見えていました。

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※地元の海から見た立山連峰。この日はくっきり。

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※雪に覆われた海岸。波は穏やかで、海はエメラルドグリーン色をしている(水が冷たく藻が生えないため)。
当蔵に見学に来られる方には必ずといっていいほど、地元生地の清水の紹介をするのですが、今回もやはり近所の湧水と蔵内の湧水の水の飲み比べをしました。。。

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※蔵内の湧水の味見をするお二人。湧水の水脈の深さにより味が違うので、それに驚いているご様子。
 仕込み蔵の中も説明し終わった時がちょうどお昼。
ということで、3人で酒蔵から目と鼻の先にある「魚の駅 生地」へ行き、魚ものを食べてきました。。
当日は天然ぶりが上がったということで、海鮮丼にプラスしてドーンとブリの刺身が出てきたのにはビックリ!
(実は、ブリを刺身で食べるのは今シーズン初めて!! あまり地元民はブリを頻繁には食べないのデス)

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※ブリを撮ろうとしているエリックさん。 彼はブリが好物で(もちろん香港でもブリは食べられているのだそう)、今回の分厚い刺身には感動していたご様子。
かなりの量の刺身が出てきたのですがあっという間に完食。とにかくブリ好きを公言している香港人のエリックさんも、「こんな新鮮で美味しいイエローテール(=ブリ)初めて食べたヨ!」とご満悦(しかも蔵見学の時には見せることのなかった笑みすら浮かんでおり・・・)。
ブリのおかげで富山が大好きになったエリックさん、今度は奥さん連れて来ます~とのことでした。。。
(ブリが取り持つ民間外交ってな感じですか?)