地震の影響で井戸水にも変化が・・・

震災から1カ月。
そういえばこの1カ月で、どうも「当蔵の水の味が変わっ」たらしい。。。
(と言ってもその水は観光用の自噴水であって、仕込み用の水は別水源でこの井戸の横に在り)
震災の際、この水が一瞬泡で真っ白になった、と目撃した従業員が証言。

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※一般見学用の「岩瀬家の清水」。生地地区の他の湧水には水量が減ったところがあったとか。おかげ様でこの湧水の水量には変化はなかったんだけど、是非一度この水を飲みにいらして下さい(大歓迎致します)!
最近寒い日が続いたので、この水をしばらく口にしていなかったおいらなので、「本当に味が違うんかな??」とおいらおそるおそる飲んでみました。
「うーん、味が違う! 硬水が軟水になったような・・・」
仕込みに使っているすぐそばの自噴水には変化はありませんでしたね~。
当蔵の天然水、環境省選定の名水百選に選ばれているこの水(黒部川扇状地湧水群「岩瀬家の清水」)は当蔵では3水源あり、仕込み水に使っている水源は軟水で観光用でお見せしている水は元々若干硬水でした。(各々の深さによって硬度が異なってます)
観光用の水はその深さが150mほどなので、素人考えなんだけど地震の影響で地下の地盤が変化し、海から微量に入っていた深層水の水脈が断たれてしまったかもと推測。
季節によって味は微妙に異なっていたんだけど、ここまで味ががらっと変わってしまうとは・・・やはり地震というのはいろんなところに影響を及ぼすんだな、と改めて実感した次第です。

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