先日の話ですが「生地のまち歩きもかなりインタナショナルに!」

最近、震災の影響がいろんなところに影を落としているので、ちょっとだけ明るいネタをご紹介。
震災が起こる前の話しで恐縮ですが、黒部市生地(いくじ)296番地が一瞬だけインタナショナルになった時の話。
(日本全体が明るくなって、またこうした楽しいまち歩きが出来ることを祈っております)
ここ生地地区は結構まち歩きを観光客の方にお勧めしていて、当蔵も協力の一環として「きき酒試飲」をサービスで行っています。
で、当日もまち歩きがあり、試飲希望の団体が来社されるとのことで準備をしっかりとしていた時のこと。
いつもは団体に随行しているボランティア説明員の方々の、富山弁と東京語が混じった言葉が歩道から聞こえてくるんだけど、今日は何故か「フランス語」が会社の外から・・・
「ん?何だろな」と思っていたらすぐに2つの団体が徒歩で到着。妙に派手な色の服が目にとまったんだけど、それもそのはず、2団体ともJICAの研究員でありました。2団体で約30名近く。
研究員の皆さんは北アフリカ出身で、いろいろな国々から来日されたとのこと。

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※手前の女性には脱帽。ハイヒールで歩くの疲れたから、と言って黒部市職員に靴を持たせ、本人はストッキング履いた「素足」の状態で生地のまち歩きを敢行(本当に靴を履いていなかったのにはびっくり!)。
気温2,3℃(おそらく道路もそのくらいの温度)で、上半身は防寒具をバッチリ決めてのまち歩きなのに、恐るべしJICA研究員。社長Sも「負けたよ、あんたにゃ・・・」と独り言をつぶやいていたほど。

「ジャパニーズサケ、ウマイヨ!」とフランス語風に鼻から空気を抜いたようなイントネーションで胡散臭いトークをし始めた社長S。笑顔は万国共通なので、話しのタネに試飲をして頂いた。
敬虔なイスラム教の方は断っていたが、飲まれた方は「へぇ~」っていうような顔の様子。
その中でも本当に飲みたそうだけど、悩んでおられる御仁発見。
通訳の方いわく「あっちの団体の人に飲んでいる姿を見られたくないみたいですね」
ま、大人の事情があるんでしょうね。。。

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※右側の黄色い帽子をかぶった御仁、酒を飲みたそうにしていたが周囲の目を気にして結局は飲まなかった。お酒の好きなイスラム教徒だったのかも。。。